Microsoft Teams は、1か月あたりのアクティブユーザー数が 2億7千万人 を超えたそうです。利用ユーザーが増えれば増えるほど、機能アップデートも加速されていきますね。
今回は特にご紹介したい Microsoft Teams のアップデート情報をお届けいたします。細かな仕様変更もありますが、より便利に Teams を使えるようになりますので、周りの方にも共有いただき業務改善のお役に立てれば嬉しいです!

1.会議中の通知をミュートする

社内の Teams 利用率が上がるほど、悩まされるのが通知です。会議中にチャットが届いてしまうと、会話に集中できなかったり、共有中の画面に業務機密が映ってしまったりする恐れがあります。これまではメッセージのプレビューを非表示にする設定で対応していましたが、このたび会議中の通知をミュートする機能が新たに追加されました!
2月1日現在の私の環境では利用可能となっていますが、この機能の展開は3月中旬に完了する予定です。

設定方法1:すべての会議で通知をオフにする

  1. Teams の左上にある三点リーダー(…)から「⚙設定」を開きます。
  2. 「通知」タブから「会議と通話」「会議中や通話中の通知をミュートにする」をONにします。

設定方法2:特定の会議中の通知だけオフにする

  1. 会議のアイコンバーの三点リーダー(…)をクリックします。
  2. 「通知をミュート」をクリックすると通知をOFFにします。「通知を許可」をクリックすると通知をONにします。

2.チャットメッセージのピン留め

Teams のチャットは話が盛り上がってしまうと、どんどんメッセージが上に流されてしまいますよね。そこで、大事なメッセージを見逃さないようにチャットメッセージのピン留めができるようになりました!
以前からチームの投稿をピン留め(固定)することができましたが、そのチャット版だと考えてもよいでしょう。
この機能は、2月中旬に展開を開始し、2月下旬にロールアウトを完了する予定です。

3.メンバーもタグの管理が可能に

チーム内の特定のメンバーにメンションをする時、一人ひとり指定するのは大変ですし、連絡漏れの原因にもなります。その手間を省くために Teams には、特定の人にまとめてメンションできる「タグ」機能があります。弊社でも、よく連絡する人を集めたタグを作って周知連絡の効率化をしています。

しかし、このタグ機能はチームの所有者でなければ設定することができず、新しいタグ作成やタグの修正を所有者に依頼する必要がありました。
今後のアップデートにより、チームの所有者だけでなく、メンバーもタグを管理することができるようになります!
本変更は、 2月下旬に展開が開始され、4月下旬までに展開完了する予定です。

なお、社内ポリシー上「メンバーにはタグを管理させたくない」という場合には、Teams 管理センターでの設定変更が必要になります。
Microsoft 365 の設定や運用方法で、なにかご不明点やお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。