メールの検疫通知は、Microsoft 365のセキュリティ機能の一部で、迷惑メールやマルウェア、フィッシング詐欺などの疑わしいメールをユーザーの受信トレイに届ける前に一時的に隔離するシステムです。検疫されたメールは、管理者やユーザーが確認し、必要に応じて解放または削除することができます。
2024年4月下旬より、検疫通知から「受信拒否」を行う場合に Microsoft Defender ポータルへのサインインが必要になります。
なお、2024年4月15日時点ではサインインする必要はなく、検疫通知から「受信拒否」のボタンをクリックすると下図のように自動的に送信者からのメールがブロックされるようになります。

現時点の検疫通知からの「受信拒否」設定

■実際の検疫通知メール

■【受信拒否】をクリックした画面

​この仕様が 2024年4月下旬から 2024年5月中旬にかけて変更され、受信拒否の設定を行うためには、ユーザーが Microsoft Defeder ポータルにサインインしなくてはいけなくなります。

参考:Microsoft Defeder ポータルにて「受信拒否」をする方法

仕様変更後の動作はまだ発表されていない為、現時点での Microsoft Defeder ポータルからの受信拒否をする方法をご紹介します。

1.Defender ポータルにアクセスして該当するメールログをクリック

2.[…] > [受信拒否] をクリック

検疫通知に関する公開情報

Microsoft 365 での検疫通知 (エンド ユーザーのスパム通知) | Microsoft Learn